放射線課・画像診断センター

放射線課・画像診断センター

放射線課では、放射線技師5名、事務2名で各種画像検査を⾏っています。
レントゲン撮影・CT検査・MRI検査・核医学検査を予約制で⾏っていますが、
臨時の検査でも、あまり待ち時間がなく安心して検査を受けられるような体制作りをしています。
画像診断センターではCT・MRI・核医学(SPECT)・X線透視・超音波検査などの各種画像検査を行っております。

画像診断センターの特色

当センターの特色は、神経難病や膠原病の診療そしてリハビリテーションに重点を置いていることにあります。たとえば神経変性疾患に対しては、3テスラMRIによる微細な脳病変の評価や脊髄のみならず末梢神経の撮像、不随意運動下での高速撮像などに注力しており、認知症診断には最新鋭の核医学検査を行っています。

  • CT: SOMATOM Emotion

  • MRI: MAGNETOM Spectra

  • SPECT: Symbia E

また膠原病に苦しむ患者さまのなかには体内金属を有しておられる方が多く、そのための低磁場MRIも用意されています。さらに脳梗塞の後遺症や神経変性疾患の症状として嚥下障害(飲み込みづらさ)があり、これに対するリハビリテーションの一助として行われている嚥下造影は、その質・量ともに特筆すべきものがあります。

もちろん血管障害や悪性腫瘍(がん)の診断といった
一般的な画像診断についても高い水準を有しています。
当センターで読影業務に従事する診断医はすべて日本医学放射線学会の専門医です。

  • CT検査

    X線を使用してからだの輪切りの写真を撮ります。現在は、多方向からの画像や3D画像の作成も可能です。

  • MRI検査(二台 3T/0.4T)

    磁気の強さを利用して、からだの中の画像を撮影します。CT検査とは違う画像情報が得られます。

  • 核医学検査

    放射性医薬品をからだに投与して、組織に対する放射線強度の違いを画像に表します。

担当医

院長

竹井 秀敏

1970年北海道大学医学部卒。

  • 日本医学放射線学会(専門医)

画像診断センター長

吉田 大介

1999年北海道大学医学部卒。
北海道大学病院放射線科、
麻生脳神経外科病院放射線科をへて現職。
専門領域は神経放射線診断、
血管内治療(頭頸部癌の動注化学療法)

  • 日本医学放射線学会(診断専門医)
  • 日本脳神経血管内治療学会
  • 日本IVR学会
  • 日本頭頸部癌学会